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栗原恵さん(元バレーボール日本代表)に講演および技術指導をしていただきました

2023.11.11

 スポーツコース生を対象としたアスリート講演会を、「VICTORYスポーツ教室」のご協力のもと、11月11日(土)に本校体育館にて実施しました。

 

 講演者は、栗原恵さん(元女子バレーボール日本代表)。

 講演のテーマは「やってから後悔するか、やらなくて後悔するか」

 

 栗原さんは、小学校6年生で身長が170cmあったそうで、本校の高身長の生徒との背くらべから、講演はスタート。

 

 小学校4年生で地元のバレーボールチームに加入し、中学校2年で強豪校から誘いを受けた栗原さん。

 強豪校でバレーボールができることへの楽しさと、家族や友人と離れ一人暮らしをすることのさみしさに悩んでいた時、お母さまから「行っても後悔すると思う。行かなくても後悔すると思う。あなたはどっちの後悔を選ぶ?」という言葉をかけてもらったことで、バレー留学に踏みきれた、とのこと。

 

 その自らの経験を生徒たちに伝えていただき、各競技のプレーや日常の生活においても、恥ずかしさや失敗を怖れてチャレンジをあきらめるのではなく、行動することで新たな気づきも出てきたり、失敗することが新たなチャレンジのきっかけとなる、とお話しいただきました。

 

 講演後には、生徒たちの質問にもお答えいただきました。

 

 生徒から、「プロになるために、失ったもの・得たものは?」という質問には、

失ったものは「友人と遊ぶなどの高校生らしい楽しさ」、得たものは「部活のメンバーとの出会い」と答えていただき、クラブをしている本校生に、いま一緒に練習している仲間を大切に、と伝えていただきました。

 

 また、他の生徒からの「緊張のほぐし方は?」という質問には、

緊張を敵だと思わず集中するための材料と考えよう、緊張が悪いものと思うから固くなる、そして当然のものと受け入れよう、と教えていただき、生徒もほっとした表情を浮かべていました。

 

 講演後には、生徒代表から謝辞を伝え、花束の贈呈をおこない、栗原さんから記念品のサインボールをいただきました。

  

 

 

 最後に、生徒全員との記念撮影を行っていただき、花道をつくって栗原さんの講演会を終了いたしました。

 

 講演会の後、栗原恵さんには本校にて、女子バレーボール部への技術指導を行っていただきました。

 

 

 指導を受けた生徒は、

「日々の練習の中で、自分たちではなかなか気づけなかったこと、また気づいていてもどう改善するかが分からない部分を的確にご指摘していただきました。技術指導だけではなく、チームとして上手くなるにはどうするべきか、チームメートを思いやること、コミュニケーションを取ることの大切さも教えていただきました。指導をしていただいている時は終始笑顔で接してくださいましたが、サーブやトスをする瞬間には「選手」としての目つきになっていました。このことから、心の切り替えの大切さも学ぶことができました。」

と、短い時間ながら、貴重な体験に感謝していました。

 

 他の生徒たちも、みな「上手くなったような気持ちになった」「近くで見て、スゴイ」「可愛い」との声を上げていました。

 

 最後に生徒たちに、メッセージをいただくとともに、本日誕生日の生徒がいることを知ると、栗原さんから歌を歌ってくれました。

 

 女子バレーボール部は、明日の公式戦に向けて、より一層気持ちも引き締まりました。

 

 

 今回の講演会および実技指導について、講演および指導をいただいた栗原恵さんはもちろんのこと、VICTORYスポーツ教室を運営いただいた、朝日新聞社様、朝日学生新聞社様、日刊スポーツ新聞社様および株式会社トンボ様のみなさまのご協力により実施することができました。本当に感謝申し上げます。

 

 

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