４月１８日～２０日の期間を用いて和歌山県にて校外オリエンテーションを実施いたしました。

コロナ禍であり、本校においても２年間中止となっていた行事となります。

今回も、実施できないのでは、という不安もありましたが、感染症対策を行い、関係各所の協力を得て実施することができました。

校外オリエンテーションは、入学間もない時期に、新しい仲間たちとの共同生活を通して、商大堺生としてのルールや学び方、仲間作りなど、これからの学校生活に必要な多くのことを学ぶために行うものです。

～～　第１日目（４月１８日）　～～

　朝、学校に登校し、校内での研修を実施。昼食後に出発して、和歌山県田辺スポーツパークに向かいました。

現地、体育館にて、開校式を行い、集団行動を行いました。

　その後、ホテルへ移動し夕食をとり、コースごとに分かれ研修を実施しました。

　高校入学後、すぐの研修と言うこともあり、緊張の面持ちも見られましたが、夕食時には明るい笑顔も見せてくれています。

～～　第２日目（４月１９日）　～～

　今日も朝食後、田辺スポーツパークに移動し、活動を行いました。

　午前中は、クラスごとにインストラクターとともに、チームビルディングを行いました。

　また午後は、学年全体で活動を行いました。

　まず初めに、３００名を超える生徒でのバースデーライン！

　１月１日生まれの生徒から１２月３１日生まれの輪になって生徒が並ぶよう、生徒たちがコミュニケーションを取り合っていました。

　学年全体での大きな輪ができていく様子は、今後の学校生活に期待の抱かせる光景でした。

　次に、この輪を３つのグループに分け、３チーム対抗のゲーム大会を行いました。

　クラス集団ではなく、今日初めてであった生徒とたちが協力しての大玉リレーや五人六脚。

　人と人とのつながりや温かさに気づく一日になったと思います。

　日常生活を行って行く上で、人と人とのつながりは欠かせないものです。

　今回の様々な活動が、集団生活を行うことについて考えるきっかけとなれば、と考えています。

～～　第３日目（４月２０日）　～～

　本日で、この校外オリエンテーションも最終日。

　今日は、ホテルで半日を過ごし、大阪に戻ります。

　午前中は、クラス討議。この３日間を振り返り、今後の３年間にわたる高校生活の決意を述べあっているクラスや、生徒たちで討議しクラス目標を考えているクラス、また、レクレーションを行いもっと仲良くなろうとしているクラスなど、クラスごとの過ごし方にはいろいろありました。

　クラス討議後の生徒たちの顔つきは、３日間の疲れも見られましたが、未来を見つめた晴れやかな表情でした。

　クラス討議後は、閉校式を行い、校長先生や学年主任の先生から、この３日間の総括がありました。

　集団生活を行っていくために、人と人の「和」が大切であること、その「和」を２日目に大きな「輪」として完成させたこと、いま未来を見つめた晴れやかな表情であること、など、今後の生徒たちへの期待が伝えられました。

　この３日間、天候に恵まれ、予定の変更などを行うこともなく、また、コロナなど大きな体調不良者が出ることもない、とても素晴らしい校外オリエンテーションとなりました。

　この活動がスムーズに行うことができたのは、生徒のみなさんのがんばりは当然のことですが、旅行業者さんや、ホテルのみなさん、スポーツセンターでお世話いただいたみなさんなど、関係していただいたみなさんの力が一つとなったことが大きいと思います。

　これからの学校生活においても、見えないところで支えてくれている人たちがいることに理解し、気づける生徒になってほしいと願っております。

　また、保護者のみなさまには、コロナ禍で不安の多い中、ご理解いただき感謝申し上げます。コロナについては、今後も予測できないことが起こるかもしれませんが、生徒・保護者・教職員が一丸となって進んでいければと考えております。