本校では大阪府下で最初に自転車免許制度を導入しております。

　校内で交通ルールやマナーを学習し、その後実技試験を行います。実技試験は、例年は阪和鳳自動車学校の自動二輪実習場をお借りし実技試験を行います。

　本年度は、コロナ禍での実施のため、実技試験も校内で実施し、筆記試験を行ったのち、自転車運転免許状を発行しております。

　その事前指導として、自転車ルール、自転車マナーについて学びました。

　交通安全指導は、今まで当たり前であり、深く注意してこなかったことばかりで、自転車の走行について映像を交えながらわかりやすく紹介されました。
　『自転車も凶器になりうる』や『自分だけが交通ルールを守っていても事故にあう』といった内容は、生徒が周囲に気遣うことができる一歩になったのではないでしょうか。自転車事故の約８割が交差点で起こることも自転車通学が多い本校生徒には衝撃だったと思います。
　『家を出るときには笑顔で行き、また笑顔で家に帰る』という当たり前を再認識できた講習でした。『命の勉強』という講習は、自転車の安全・快適が自分たちの人生につながる、といったことを真剣に考える良い機会になりました。

　　ちなみに、本校は『全国自転車通学安全モデル校』として表彰されています。