第５１回文化祭開催
創立５０周年を迎えた今年は、本校の新たなスタートとなる第５１回目の文化祭。各クラス、クラブ、有志が新たなスタートにふさわしい取り組みで笑顔と歓声に満ちた３日間を作ってくれました。
１日目（前日祭）は、体育館で本校生徒のみを対象に有志が発表を行いました。バンド、ダンス、ピアノセッション、ヲタ芸など多彩なパフォーマンスに会場は熱気に包まれました。
文化祭２日目は一般公開日。本校ならではの手の込んだ食品バザー（手包み餃子、チョコマシュマロ、トッポギ、タピオカなど）や展示、ジェットコースターや迷路、的当て、映像発表などが行われ、食品バザーにはどこも行列が絶えず、売り切れクラス続出。保護者・他校生・卒業生・中学生・近隣の方々など、合わせて１６００名を超える方々が来校されました。
展示発表では、校舎壁面を飾る学校長や担任のモザイクアート、ステンドグラス、ボトルキャップアートをはじめ、各クラスの持ち味が発揮され、来校者も感心することしきり。本校伝統（？）の木製ジェットコースターは今年も大人気で長蛇の列。２００人を超える子どもたち、高校生の歓声が渡り廊下に響いていました。
また体育館は演目の最後に実力校のひとつとして知られるダンス部が出演するとあって、１３００名を超える観客でギッシリ。次々にくり広げられるパフォーマンスに会場は大いに盛り上がり、中でもダンス部の「ＹＭＣＡ」では、会場との一体感が最高潮に。
３日目は、岸和田市立浪切ホールで舞台発表。バンド、ダンス、民舞、ミュージカル風など、各クラスが時間をかけて準備をした発表が行われました。会場は初めの軽音部の「コール＆レスポンス」で、ノリノリ。会場が手拍手や喝采に包まれ、パフォーマンスでは会場が一つになって出演者らに声援を送っていました。エンディングの名物動画を見入っていた３年生からは「もう卒業かぁ、いややなぁ」とつぶやき、涙ぐむ姿も。５１年目の笑顔と、涙と、歓声と。今年も成長する生徒たちの姿に、励まされる文化祭でした。
会場の座席数の都合で、お忙しい中で来場していただいた多くの保護者のみなさまには、今年も立ち見になってしまい大変申し訳ありませんでした。
文化祭づくりは、取り組みを通して、自らの力でクラスの中で新たな関わりを生みだし、仲間や新しい自分と出会い直す機会。展示物を、ダンスを、歌声を作り出す中で、彼ら彼女らは「大切なこと」を学び合えたはず。ともあれ、多くの保護者や関係者の方のご協力があり、今年も無事に文化祭を終えることが出来ました。本当にありがとうございました。
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