大阪商業大学堺高等学校

　1月28日(木)、2学年の総合学習の一環として「薬物乱用防止講習会」を行いました。びわこダルク施設長、猪瀬健夫氏とスタッフの方をお招きし、ご講演をいただきました。びわこダルクとは、民間の薬物依存症回復施設で、施設長の猪瀬氏をはじめ、スタッフ全員が薬物経験者です。ここでは、様々な薬物依存症の回復と成長のためのプログラムが実施されています。猪瀬氏はご自身の22年間の薬物乱用の実体験から、薬物依存症を克服し、今に至るまでの人生を熱くお話しされました。生徒達はリアルで生々しい話を真剣に聞き入っていました。生徒からは「猪瀬さんの話を聞いて、薬物の恐ろしさがリアルに伝わった」や「『薬物は人間としての悩みや苦しみをすっ飛ばしてくれるが、薬物に１回でも手を出すと、人間ではなくなってしまう。全ての未来が失われる』という言葉が印象的だった。絶対に手を出したくないと誓います」という声も聞かれました。