6月3日(火)6時間目、3年生全コースの生徒を対象に、谷岡学園理事長による講演会が行われました。
理事長である谷岡一郎先生は「犯罪学」や「ギャンブル学」といった普段あまり耳にしない学問を専門としており、身近な出来事を例にした興味深い話がたくさんありました。
生徒が疲れないように時折笑いを交えて話してくれたので、生徒たちの目は1時間谷岡先生にくぎ付けでした。
また、「大学とは”考えるくせを訓練する場”であるべきだ」というのが谷岡先生の持論で、「人生に選択を迫られる場面がたくさんある。どちらを選ぶかは、いわばギャンブルである。しかし、どちらを選ぶべきかのヒントや考える材料は実は山ほどあり、それに気づくためにたくさんのことを知っている必要がある。その訓練の場が大学である。」と話していました。
生徒たちには少し難しい話があったのかもしれないと思いながら講演会の後に教室に行くと、ある生徒が「やっぱり怒った方が負けやでな!」と、早速今日の谷岡先生のセリフを復唱しており、「めちゃわかりやすかった!」との声もあちこちから聞こえ、大変実りのある1時間だったようです。
今後、進路について考えていく際、今日の話が一つの糧となってくれればいいなと思います。
谷岡学園理事長による講演会が行われました!
2014/06/03